素早く打つ”目突き(目打ち)フィンガージャブ

この動画ではフィンガージャブ基本練習の様子を紹介しています。

フィンガージャブはシンプルで有効な護身術テクニックです。

襲って来る敵に、カウンターで合わせれば効果覿面。

敵が目を押さえて動きを止めている間に避難できます。

逃げられない場所や状況の場合は、バイタルポイントへの攻撃、ホールド(固め技)に繋ぐなどコンビネーションの一環として活用出来ます。

動画では生徒が館長のフィンガージャブを払い避けようとしますが、なかなか避けられません。

館長の手に触れることが出来ず、払った時にはすでに攻撃が終わっています。

来るとわかっていても避けられません。

これぐらいのスピードでフィンガージャブを打てるようになれば、実戦でも容易にヒットさせることができます。

実戦は常に不意打ちで、敵はフィンガージャブを打ってくることを知らないわけですから。

スピーディーにフィンガージャブを打つには力まないことが肝心。

無駄な力を抜いて敵の目をめがけて突き抜けるように打ち、素早く引き戻します。

またノーモーションで打つことも大事。

動画の悪い例のように、前動作が大きいと敵が反応して避けられてしまうからです。

ちなみにこの素早い目突き”フィンガージャブ”はジークンドー創始者ブルース・リー先生が、テレビドラマ『グリーンホーネット(66年)』出演前のスクリーンテストで披露しています。

カパプ防衛館岩土館長は今から34年前に、中村頼永先生(ジークンドー・シニアインストラクター)から、フィンガージャブを習いました。

以来、何十年もフィンガージャブの反復練習を続けて、カパプ防衛館道場設立後は基本技の一つとして取り入れました。

カパプ防衛館道場生は護身術として非常に有効なフィンガージャブを、基本練習で毎回練習しています。

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