冒頭の2回は間違ったやり方を紹介しています。

この技の極意である重要ポイントを押さえていない為、簡単に相手に逃げられています。

3回目から正しいやり方を紹介。

重要ポイントを押さえて、相手の動きを止めてから一気にうつ伏せにしています。

そして、両脚で相手の首・肩・肘をパッケージしてホールドし拘束・制圧。

カパプには様々なホールドがありますが、これもその一つです。

暴漢に胸倉を掴まれた際に用いる護身術ですが、いきなり掛けようとしても相手の力が強いと腕を極めるまえに反撃されます。

そのため、まず喉のバイタルポイント(急所)を突いてダメージを加えてます。

喉の急所を突かれた相手は咳き込み、掴んだ手が緩みます。

そのタイミングで腕の重要ポイントを押さえ、相手をうつ伏せに倒してホールド。

ちなみに相手を制圧・拘束する必要が無い場合、ホールドをしません。

喉を突いて、相手が苦しんでいる間に全速力で逃げれば良いからです。

ホールドは逃げられない状況や、相手を拘束しなければならないシチュエーションで使います。

後半もコンビネーション。

首を絞めて来る相手の急所を、耳・目・鼻・金的・顎の順で突いてからアームロック、そして足払いでテイクダウン。

このとき足を引っかけるだけではなく、踵を相手の脚のバイタルポイントに当て効果的に投げます。

護身術カパプ防衛館道場では、実戦の場で技をスムーズに出せるようにするため、急所攻撃コンビネーショントレーングを実施します。

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