イスラエル国際カパプ連盟ハイム・ペレール宗家は、イスラエル国防軍(以下IDF)中佐で特殊部隊サイェレットマトカル出身。
アヴィナルディア(カパプ)アカデミー代表。
アヴィ・ナルディア先生もIDF少佐です。
また、イスラエル国境警察特殊部隊ヤマムの諜報作戦チームメンバーであり、同部隊の近接戦闘術教官も務めました。
カパプファミリーには高いスキルを持つ、イスラエル国防軍や警察の特殊部隊、そして諜報機関の関係者が数多くいます。
イスラエルの諜報機関といえば『シャバック (シンベート)』、『アマーン』など色々ありますが、最も有名なのは『モサド 』でしょう。
イスラエル諜報特務庁モサド
モサドの任務は情報収集、テロ対策、そして暗殺と準軍事行動を含む秘密工作。
モサドは国家国民の安全を守るため、そしてユダヤ人の名誉を守るためには手段を選ばないと言われています。
その一例が、1972年ミュンヘンオリンピックでイスラエル選手団が殺害されたテロ事件への報復作戦、『神の怒り』です。
モサドは、ベイルート・キプロス・パリに潜入してテロ組織『黒い九月』のメンバーを次々に暗殺しました。
脅威排除では、「イスラエルを地上から消す」と宣言している敵対国の核開発を阻止するため、その国に潜入し核科学者を暗殺したと言われています。
モサドはナチス戦犯の捜索も行います。
第二次世界大戦後、アルゼンチンに潜伏していたナチス戦犯アイヒマンを拉致し、秘密裡にイスラエルに搬送した事件はあまりに有名。
モサドは世界各国にユダヤ人脈を持ち、そのネットワークは日本国内にもおよびます。
実戦経験豊富なカパプファミリー(中央アヴィ・ナルディア先生。向かって左隣ハイム・ペレール宗家)
オープンセミナーに紛れ込んだ敵を排除した元モサド
数年前アルゼンチンで行われた「カパプオープンセミナー」に、カパプを敵視するグループのメンバー二人が一般参加者に紛れ混んでいました。
セミナー中に不意をついてインストラクターを襲い、恥をかかせようと企んでいたようです。
モサド出身のカパプインストラクターは、訓練された鋭い観察力と洞察力で、その二人が敵であることを早々に見抜きました。
そしてパートナーのカパプインストラクターとともに、その二人に激しい制裁を加え、肉体的、精神的ダメージを与えてから解放したそうです。
襲う相手を見誤ったこの二人は不幸としか言いようがありません。
モサド前身は軍事組織ハガナーの情報機関
モサドの前身は『ユダヤ機関』と『ハガナー情報局』。
そしてハガナー情報局は、イスラエル国防軍の前身軍事組織『ハガナー』の情報機関でした。
カパプはこのハガナーがユダヤ人の護身術として考案したもの。
モサドとカパプは切っても切れない関係です。
レバノン戦争やテロ対策で豊富な実戦経験を持つアヴィ・ナルディア先生と、カパプ防衛館岩土代表。