この『Tシャツ絞め』は実戦性を極めた、カパプ防衛術の代表的な護身技の一つです。

まず、暴漢の殴打を正確にブロックし、反撃の隙を一瞬で見抜きながら頭突きを見舞ってから、衿(えり)を確実に捉えて絞め技へ移行します。

この流れは、危険な状況から“生き残るため”に必要な合理的動作で構成されています。

絞めが決まれば、暴漢は数秒で呼吸と体勢を崩し、反撃不能の状態に陥ります。

その間に安全な方向へ離脱し、危険を回避することが護身の第一選択となります。

しかし、逃げ場がない場所や背後に家族がいるような場面では、より強い制圧が求められる場合もあります。

そのようなときに用いられるのが、“絞め落とし”のプロセスです。

相手の動き・呼吸・意識を制御し、瞬時に動けない状態へ導くことで、自身の安全を確保する実戦的な手段となります。

これらの一連の動作は、カパプ防衛館が掲げる「攻撃的護身術」を象徴しています。

防御だけでなく、脅威を止め、危険を断ち切り、状況を主導的に打開するための戦術を体系的に学ぶことができるのが、カパプ護身館道場の大きな特色です。

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